後2-2 オワンクラゲ

私は以前から深海魚が大好きで
深海魚のは奇妙な魚や面白い魚が多いのですが、
その中には、綺麗な虹色に光るものがいたりと
見ていて飽きないところがとても魅力的なのです。


真っ暗な海で光る生物たちは
とても美しく神秘的だなと。
そんな風に思っていた矢先
ノーベル化学賞受賞でオワンクラゲのことが
ニュースに取り上げられたときはとても驚きました。
なので、今回はノーベル化学賞を受賞した下村脩さんに
ついて調べてみることにしました。


引用文↓
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081007-4686911/news/20081008-OYT1T00560.htm
下村脩さんの授賞理由は、「緑色蛍光たんぱく質(GFP)の発見と開発」。共同受賞したのは、米コロンビア大のマーチン・シャルフィー教授(61)と、米カリフォルニア大サンディエゴ校のロジャー・チェン教授(56)。
下村氏は1962年、米シアトル近郊のワシントン大臨海実験所で、オワンクラゲの体内から、紫外線が当たると緑色に光るたんぱく質(GFP)を発見した。たんぱく質は、酵素など別の物質の助けがなければ光らないという当時の常識を覆す革新的な成果だった。
シャルフィー教授は、GFPを線虫などほかの生物の体内で光らせることに成功した。チェン教授は、GFP以外のたんぱく質も使って、細胞を様々な色で光らせた。


生物の体内には何万種類ものたんぱく質が存在するので、細胞内の個々のたんぱく質の動きを区別して観察することは難しかった。3氏が確立した技術のおかげで、特定のたんぱく質にGFPなどで印をつけ、細胞を壊すことなく、たんぱく質の動きを追うことができるようになった。
現在、この技術を使った論文は年間1000本以上発表され、生命科学の探究に不可欠な「道具」となっている。アルツハイマー病の発症やがんの転移のメカニズムの解明など医療の研究にも役立てられている。


私も今卒業論文を作成するにあたって
研究を行っています。研究の成果が出ずいつも面白くないと思っていただけだったのが、
今回の下村脩さんのお話の中で「根気強く一つひとつの壁を突き破り続けたのが
今回の成果につながったと思う。」という言葉がありました。
この言葉を胸にこれから卒業論文完成に向けて頑張りたいと思います。

【参考資料】
http://sankei.jp.msn.com/science/science/081008/scn0810082228018-n1.htm
下村脩 - Wikipedia
オワンクラゲ - Wikipedia

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