11-11 介護体験報告会

今回の講義は1・2年生合同で介護体験報告会を行いました。
介護体験報告書をもとに、話し合いをしました。


私は地元の特別養護老人ホームで体験を行いました。
地元だったので知人の方が多く、気兼ねすることなく
質問ができたり一所懸命に取り組むことができ、
家から近いこともあり余裕をもって行動することができて
地元の体験先を選んで良かったと感じていました。


しかし、他の人の報告では地元の体験先を選んで自分を
幼いときから知っている人や近所の人が近くにいることで
うわさや話が聞こえてきたりするのが嫌だという意見もありました。
その人は体験先を選ぶときは、地元以外の場所で行ったことのない
施設を選んだ方が良いと話していて、
人それぞれ感じかたが違うなと改めて実感しました。


介護体験の内容は、利用者さんとのお話、水分補給準備、
食事介助、シーツ・枕カバー替え、入浴介助(見学、衣類の着脱)、
雑務(そうじ、タオルや洗濯たたみ)、入れ歯洗浄などでした。


介護体験を通して感じたことは、担当の方が優しく丁寧に教えて下さった
ので楽しく体験することができました。
一番驚いたことは、利用者さん一人一人の対応が全く違っていたり、
利用者さんと関わること以外に雑務が多いことでした。
様々な利用者さんがいらっしゃる中で言葉が上手く話せない方と
コミュニケーションをとるのが難しく、
初日は全くコミュニケーションをとれない状態でしたが、
5日間過ごす中で徐々に理解できるようになれたことが
一番嬉しかったです。


介護体験へ行くにあたって注意すべき点は、
私たち教員免許をとる者は、介護福祉士になる方たちと
違って介護に対する知識などはほとんど学んでいません。
なので同じ期間に行ったとしても私たちは体験で、
介護福祉士になりたい方たちは実習です。
この体験実習の違いをはっきり施設の方たちに
伝えることが一番大切なことであり注意すべき点であると
思いました。もうひとつ注意すべきことそれは・・・
守秘義務です。前回ブログに守秘義務について書きましたが、
体験や実習では守秘義務が関係してきます。


この2点に注意して実り多い体験になるよう
1年生にも頑張ってほしいと思います。


【参考資料】
介護体験報告書

所要時間:1時間