後12-10 ゴム状硫黄

今回は、生活環境化学の部屋の中で
http://www.asahi.com/edu/news/TKY200901050126.html
という記事に興味をもったので調べてみることにしました。
以下引用↓

高校化学の教科書に掲載されていた「ゴム状硫黄」の色が間違っていた。
山形県の鶴岡高専物質工学科3年の高橋研一さん(17)が気づき、
実験で確かめた。指導教員が訂正を申し入れ、出版社側も間違いを確認。
教科書の修正につながった。
高橋さんは「自分の実験で教科書の記述が変わるなんて予想外。びっくりしている」
と話す。 ゴム状硫黄は、硫黄原子が鎖状に並んでできた硫黄の同素体
現在使用中の教科書10種類には「褐色・黒褐色・濃褐色」とあり、
大学入試でも「褐色」が正解とされてきた。


ゴム状硫黄は、理科・化学の資料集で学習したような気がします。
教科書の記載を変えてしまうなんて驚きですね。
今まで常識だったものがあっさりと覆る。
そんなことを可能にするのが研究なんだなと感じました。


私も今、卒業論文を作成にあたって実験を取り入れた
研究をしていますが、最初のうちは楽しいと思えず
全然はかどりませんでした。
しかし、知りたいと思うようになってからは研究が
楽しくなりました。


研究には根気と知りたいという探求心が大切なんだと
感じました。今回のように人の役にたつ研究や
知りたい学びたいという気持ちが子どもたちの中で
芽生えると良いなと思いました。


【参考資料】

http://www.hi-net.zaq.ne.jp/t-nishi/

所要時間:45分