11-8 脳とコピペ

今回の講義は、
9月1日(月)放送のクローズアップ現代を見ました。
テーマはコピペ〜「ネットの知」とどう向き合うか〜


引用文↓NHK クローズアップ現代+
インターネットで見つけた文章をコピー&ペーストして、
自分の文章にしてしまう"コピペ"。
ある大学では提出されたレポートの半数近くがコピペで
作成されていたという事実が明らかになった。
夏休みには小中学生向けに開設された「コピペで書ける読書感想文」の
サイトがアクセス数を伸ばし、大人の世界でも、
役所が募集したパブリックコメントに大量のコピペの「組織票」が提出されるなど、
コピペは今、社会全体に広がりつつある。「コピペは人間の考える力を弱める」と
批判の声が上がる一方、「新たな知の技法」として肯定的に捉えるべきだとの意見もある中、
私たちはネット上に広がる膨大な情報とどう向き合っていくべきか考える。
スタジオゲスト : 茂木 健一郎さん (脳科学者)


コピペの最大の難点は、物事を考えないことです。
考えることは、脳の成長過程で必要なことであり、脳が喜ぶ作業であること。
コピペを乱用することで考えるという貴重な機会を失ってしまうのだとビデオで学びました。


コピペが行われているのは、大学のレポートだけではありませんでした。
“脳 コピペ”で調べてみたところ、小・中学生の夏休み課題の
読書感想文にもコピペが使われているそうです。
『自由に使える読書感想文〜児童、そして生徒のための〜』という
サイトが設立されていて、走れメロスなどの読書感想文のヒナ型を
公開していました。
自分が小・中学生の頃には考えられないことです。
この記事を見て急速に情報化社会になってきていると
改めて実感しました。


コピペ自体が悪いわけではないと思います。
情報にもコピペにも頼りすぎて自分の頭で考えなくなる
ことは危険なことだという意識をもって
これからインターネットなどを利用してたいと思います。


【参考資料】
コピペ利用で脳弱り「人間の存在価値なくなる」 : J-CASTテレビウォッチ  
フリーライター〜恩田ひさとし〜のプロフィール

所要時間:1時間