後14-12 全国学力テストの成績開示・非開示

12月3日のニュースゼロで取り上げられていた
国学力テストの成績開示”について興味をもったので
調べてみることにしました。


ニュースでの主題は中学生の成績の開示・非開示で、
進路決定に影響を与え得るかということでした。
一人の女学生に焦点をあて、成績開示が進路決定に
影響をもたらしているのか報道していました。
女学生は、全国テストの成績を開示されても、
学力に伴った進路決定をするのではなく、
教師と生徒の関係が近い学校や学校内の
人間関係を重視して進路決定をしていました。


この例だけで成績開示が進路に影響しないとは、
必ずしも言える訳ではありませんが
影響しない場合もあることが分かりました。
成績を開示されることで成績にあった進路を
選ぶ生徒も中にはいるかもしれません。


そんな中、成績を開示することによって起きている
教育現場での問題をインターネットで検索してみました。
私が調べたい全国学力テストの開示・非開示についての
様々な問題や意見を取り上げている素晴らしいブログを発見しました。

全国学力テスト110番


都道府県で様々な問題があることが分かりましたが、
文部科学省都道府県教委に対して
市町村別データを公表しないように求め、
市町村教委には各自の責任で対応するよう指導しているそうです。


引用文↓http://mainichi.jp/area/aichi/news/20081125ddlk23100118000c.html
2年連続で学力テスト不参加の犬山市は、
個人データを特定しやすい小規模校の成績を
非開示にできる情報公開条例改正案

12月2日開会の市議会に提案する。
学校や学級の児童数が10人以下の場合は
非開示にできるように改正するう指導している。
春日井市では、小学校教諭から出された
07年度の学力テストの学校別成績の開示請求に対し、
市教委が「過度の競争や序列化を助長する」として拒否。
だが、教諭から不服申し立てを受けた市情報公開審査会は今月10日、
「非開示にするほどの支障はない」として開示を答申した。
市教委の戸惑いは大きく、12月17日の教育委員会で対応を協議する。

この引用文のようにそれぞれが成績開示に対して意見を
もっていて調べてみた私なりの一意見としては、
成績開示によって生徒たちに悪影響が及ぶ状況が
ないことだけを第一に考えて成績開示・非開示を
決定して頂きたいと思いました。


【参考資料】
http://sankei.jp.msn.com/life/education/080805/edc0808052327009-n1.htm
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20081123ddlk31100349000c.html
http://sankei.jp.msn.com/life/education/081022/edc0810220812004-n1.htm

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