9-9 教育実習報告会

今回は1・2年生合同の教育実習報告会をしました。


初めに、道徳の授業についてですが私も遠藤さんも
学校側からテキストをお借りしてその中からテーマを
選択しテキストの流れに沿って授業構成をするという形式でした。


私が取り組んだ主題は望ましい生活で資料が「夢を支えるもの」でした。
道徳で一番気をつけたことは、音読の部分です。
文章は目でみて耳で聞いて理解することが大切だと
担当の先生が教えて下さったので、
生徒が注目して聞き取りやすいよう読む早さや声の大きさに
一番注意しました。
一番難しかったのは、生徒が出した意見に対する返しや
導きたい方向への声かけが難しかったです。
工夫した点は、分かりにくい表現や質問などを
具体的な例を提示して少しでも生徒が理解しやすいように
心がけたことです。


研究授業の単元は表示から加工食品を知ろうでした。
今回は研究授業+授業という2時間連続の形で授業をしました。
先生と相談して最初の1時間は研究授業で、
次の1時間は次の単元を好きなように授業をしていいということになりました。
家庭科担当の先生から頂いたアドバイスは、視覚資料
せっかく取り入れたのだからもっと後方の生徒にも
見えやすい、分かりやすい工夫をすることが大切だと
教えていただきました。
研究授業よりもその後の授業に先生は視点を置かれていて、
私にこのような声かけをして下さいました。


家庭科は実習なども入ってくるため、2時間続きの授業だって
出てくる。その長い時間の間いかに生徒を退屈にさせないか、
集中力を途切れさせないかが重要になってくるんだよ。
その工夫として視覚資料があったり、作業をいれたりするのだから
そのためにも日々の情報収集は欠かせないものになるよね。


このアドバイスを頂いてから自分の授業を振り返ってみると
確かに最初の研究授業は生徒たちも授業に参加していたが、
次の1時間のときには皆集中力が途切れていた状態だったと
思いました。


今回の教育実習報告で分かった反省点や他の人の発表を
聞いて改善しようと思った点などを
後期の教育実習にいかせるように取り組んでいきたいと
思います。昨年、先輩たちから頂いたアドバイスや情報が
とても力強い味方となったのでこれからは私たちが後輩のために
何か伝えてあげる番だと感じました。


分からないことや不安なことがあれば気軽に聞き合える
そんな関係作りを先生と生徒、先輩と後輩でできるよう
これから頑張りたいと思います。


【参考資料】
・教育実習報告書

所要時間:1時間15分