5‐5 界面と表面

今回の講義で印象に残ったのは、
表面張力の物理学”という本です。
その中でも四角形の針金に棒を1本乗せたものに
しゃぼん玉の液体をつけて片方を割ると
棒が移動するという動画を見てすごい!!と
思いました。先生がいつもおっしゃっている
まさにアートの世界だと思いました。


少し文章では分かりづらいかも知れないので
絵も記載してみました。
(絵を見ても分かりづらさは変わらないか…)

皆様やっぱり実体験が一番感動しますよ
私も家で実験したのですが
楽しくて何度も何度も実験しちゃいました。

そんな訳で今回は界面と表面について
学習したいと思います。
界面”とは気体と液体、液体と液体、液体と固体、固体と固体、
固体と気体のように、二つの相が互いに接触している境界面。
相の一方が気体の場合は、一般に“表面”という。
互いが混ざり合うことはなく、混ざり合うと界面でなくなり
界面では光線が、反射や屈折、散乱、吸収を起こします。

界面には界面エネルギーがあり、そのために各相の内部とは
異なる物理的、化学的現象が生じる。
洗浄の現象も、繊維と洗液、汚れと洗液などの界面の性質に
依存するところが大きいといえるのです!!

3-3でも書いたように汚れの性質を知ることが
洗濯を上手にするポイントであることが分かると思います。
汚れを落とす前にまず性質を見極めましょう。

【参考資料】
表面張力の物理学
被服整理の理論と実験

被服整理の理論と実験 (生活科学シリーズ (18))

被服整理の理論と実験 (生活科学シリーズ (18))

所要時間:2時間