12-9 大学と学力低下

今回の講義内容で一番興味をもったのは、
“大学とは”の”【正論】どこまで落ちる大学生の学力 
精神科医国際医療福祉大学教授 和田秀樹(産経,2008/09/01)です。


文章の練習も含めて
記事を読んだ内容を簡単にまとめてみました。
少子化そのものが学力低下の原因ではないと書いてありました。
フィンランドなどは、子供が減ることで生徒一人ひとりに行き届いた教育を行い、
むしろ学力が向上しているそうです。
しかし日本の場合は、子供の数が減ることで受験圧力が大幅に緩和されて、
それが学力低下に直結するということが分かりました。
しかし大学側が定員を増やし続けているため、
大学が大幅に広き門となり学力低下に結びついているのです。
学力低下がどのように起きているのかが分かりました。


これから少子化が進む中、学力低下に対する改善策
あるのでしょうか??


そこで、自分なりに改善策を調べてみました。
生徒たちの学力低下を改善する例を紹介したいと思います。
名古屋大学と附属中学が「個別学習アシスト教室」を実施
心理学や教育学を専攻する学生や院生の有志が、付属中学校へ出向き、
週1・2回程度でマンツーマンで数学や英語の個別指導を行うというもの。
授業でわからなかったところを教えてたり、勉強のしかたを教えてたりし、
生徒にはなかなか好評のようです。
最大の特徴は、専門的な知識をもった学生院生が業後の中学校へ出向き、
個別指導に当たるというところと、定期的に現場の教師と研究会を持ち
意見交換や情報交換を行っているところです。
学術志向で理論的な大学と学力低下などの様々な教育問題に頭を抱える
教育現場との相乗効果を期待しているとい試みでした。


このような取り組みを私たちの大学でも行えたら、
生徒との関わり方や教え方を学べて教育実習のときにの
手助けになると思いました。
大学だけでなくインターネットなどで専攻以外のことを
学ぶ機会があるので、今回学力低下を調べてみて
学力をあげるには自己学習の習慣付けが必要なのでは
ないかと感じました。


興味をもつようになる
自分自身で調べたくなる
学ぶことが面白いと感じられる
生徒たちに上の3つをあたえられるような
先生になりたいと思いました。


【参考資料】
http://sankei.jp.msn.com/life/education/080901/edc0809010221001-n1.htm
名大生が附属中で個別指導
http://www.asahi.com/edu/news/TKY200807300352.html

所要時間:1時間30分