3−3 ポートフォリオ

今回は実際に“ポートフォリオ”を総合の時間に
使用した授業のビデオを見ました。
熊本県の小学生が肥後にわかに挑戦するという題材でした。
先生はこの授業で5つの力を身につけさせるという
目標をもっていてその5つの力とは、
(1)問題に意欲的に取り組む力
(2)見通しを持ち活動する力
(3)友達と協力しあう力
(4)自分の思いや考えを伝える力
(5)より良くしようとする力

ここで注目したのは、この授業をする際に
ポートフォリオ”を生徒達に作成させていた所です。
一人一人にファイルを渡し、最初はクラス目標を
次に個人目標(身に付けたい力)を
そして学んだこと調べたこと(感じたことを記入する)
を順々にポートフォリオとして作成してました。


ポートフォリオ”の良い所は、
時間の経過を追ってファイルされるため
自己評価をする際に有効活用できること。
成長過程を振り返り成長の様子を自分で確認できることです。


授業に関して良かった所は、地域の特色を盛り込み
舞台作りから原稿作りまで全て生徒達が
計画・実行していた所と劇団の方に指導を頂いたり
家族にメイクや方言を教わったりと学校だけでなく
地域・家族との関わりを増やしていた所が素晴らしいと
感じました。



舞台終了後の授業では、自らで成長を発見させる取り組みを
行っていました。その方法とは、
(1)チェックリストで発表会を振り返る
(2)半年間全体を振り返る
  →ポートフォリオを見て成長したと思った箇所に印をつける
(3)友達と話合い成長を確かめ合う
(4)自ら気づかなかった成長を見つける
(5)成長報告を作る
  →教師からの評価も付け加える
教師から付けられる一方的な評価でなく自らで成長・評価して
 人の意見を聞いて自らの意見が変化するという多方的評価


ポートフォリオ”は資料だけ集めるのでは無く、
対話で気づいたことや感じたこともメモとして加えることで
より良いものができ、汚れる位活用することが大切なんだと
感じました。

この総合の授業でも個人で“ポートフォリオ”の作成をしてますが、
ブログも一種のポートフォリオだと思ったので
もっと自分の学んだこと感じたことを
書き込んでいこうと思います!!

【参考資料】
金井義明のポートフォリオ
第39回 ポートフォリオ | 10分でわかるカタカナ語(三省堂編修所) | 三省堂 ことばのコラム

所要時間:1時間30分

+1 総合テーマ

総合で学びたいと思ったのは、
食育”についてです。
食べることは生きることと言える程
食は人間にとって大切なことです。

しかし、現在の日本では食問題が多く起こっています。
今どんな問題が注目されていて、これから日本を担う
子ども達に何を伝えていくべきなのか。
この2つを総合で調べて行きたいと思います。

【参考】
食育の推進:農林水産省
食育 - Wikipedia
食育.net

所要時間:1時間

2-2教職総合演習

今日は講義の中で教師力についてのビデオを見ました。
最初の5分が勝負である。この言葉が一番響きました。
授業に興味を持たせられるか持たせられないかは、最初の5分
つまり導入の部分にあるのです。私が生徒であっても最初からつまらないと感じてしまったらその後の何十分間もきっと授業に身が入らないまま
であると思いました。生徒に対する気配りや先生同士の改善活動も
教育には必要なことだと感じました。
これから教育自習が始まります。
私にとっても大きな課題となるところだと考えさせられる講義でした。

所要時間:30分